2011-11-09
友達の万引きをとめる。
これも「勇気」の一つです。
板橋区立常盤台小学校の子ども達も真剣にこの話を聞いていました。
万引きは遊びの延長、度胸試しでスリルを味わうゲーム……
悪びれる様子などありません。
また、万引きを強要する「いじめ」のひとつにもなっています。
強要されて拒否したがためにいじめの対象になることもあります。
正しいことを貫いた者が否定される。
おかしな話です。
何が正しくて何が悪なのか、
子どものうちからガツンとわからせる必要があるのです。
人が正義感に則って生きていくには、勇気が必要なのです。
もし、友達が面白半分に万引き行為に手を染めようとしていたらどうするか。
場に流されて、
言うに言えずただにやにやと薄笑いを浮かべるだけでいいのか。
そんなくだらないことやらないでほかのことで楽しもう、
と言ってみんなを引っ張っていってほしい。
いけないことはいけないとはっきり意思表示できる強い心の持ち主となり、
万引きをとめても友情にひびが入らない仲間を作る。
そんな頼もしいリーダーを育てたい、
こんな時代だからこそ余計に思いますね。
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最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員
介護予防サポーター こころの健康サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る空手家”
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