2012-06-23
明日はいよいよ建武館キッズ大会。
この2か月間、組手のしかたをみっちり習ってきました。
とは言っても習いたての子はまだまだ要領を得ません。
だから、道場には殴られ蹴られに来るようなものです。
時には道場に行くのが嫌になることもあったはず。
それでも来て。そしてまた殴られ蹴られました。
そんな痛みを知っている大人達。
防具をつけてあげながら励ましました。
選手係を務める人の大半が“おやじの会”
親子空手のお父さんたちです。
組手の痛みを知っているだけに、
この子の気持ちがわかります。
怖いだろうに、必死に耐える顔を見て。
わかるぞ。わかるぞ。
負けた子をしっかり慰めてあげよう。
励ましてあげよう。
大事なことはチャレンジすること。
負けてもまた立ち上がればいいんだ。
時に喜び、時に悲しみ。必死になって頑張った子に勝ちも負けもない。まるで自分が戦っているような気持ちになってコーナーから見送り、そして出迎えよう。そうみんなで話し合いました。
子供たちの知らないところで、大人達は頑張っているんですよ。父母会のお母さんたちも喜んで手伝ってくれます。そんな人たちの力のおかげで、大会はきっと、感動的なものになるでしょうね。みなさん、ありがとうございました。子供たち、頑張ろうな!
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日発信していますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。
篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■建武館では空手やキックボクシングはもちろん、3歳から始められる空手運動クラス、女性でも気軽にできるソフトキック、60歳からのアンチエイジングトレーニング、自主トレーニングコースも常設しています。
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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。