2011-11-04
思い遣り、優しさ、そしてリーダーシップといえば、
小学校の総合学習でもお話したキーワードです。
10月中旬、
板橋区立常盤台小学校の総合学習に講師として行ったときのことです。
その講義で私から児童たちに伝えたいことがありました。
それは…
なぐることだけじゃだめだよ、
なぐられる「痛み」を学ぶほうが大事だよ。
なぐられる痛さを知れば
「今のは痛かっただろうな」
と、自分自身に置き換えられるようになるんだ。
組手が強いだけじゃ本物じゃないよ、
いざというときに仲間を助ける本当の勇気を身につけよう。
……ということです。
そこで児童には次の3つのキーワードを示しました。
1.我慢
2.感じる力
3.勇気
私はこの3つのキーワードを講義の主軸にするということにしました。
11月にあと2日、講義を予定しています。
この総合学習が、子ども達にとって強く生き抜く糧となれるよう、
張り切って臨みたいと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員
介護予防サポーター こころの健康サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る空手家”
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。