『こんな時代だから リーダーを育てる』139

2011-11-03

下っ端の仕事は喜んで引き受けよう。
そして人に慕われるよきリーダーになろう。

演武で締めくくったメッセージです。
こんな時代だから、心も体も逞しい、
これからの時代をになうリーダーを作ることは欠かせません。
“次世代のリーダーを育てる”これは建武館が目指すひとつなのです。

ところで、リーダーの資質とは何でしょう。
知識や技能の高さでしょうか。
それだけではありません。
人としての「思い遣り」、人に対する「優しさ」がどれだけあるかです。

では、どのようにして
「思い遣り」と「優しさ」を学べばよいのでしょうか。
それは、みずから率先して下っ端の仕事を引き受けること、です。

野球なら草むしり、掃除ならトイレ掃除。
人がやりたがらない一番底辺の仕事を受け持つことです。

そうすれば、やがて心が磨かれて、強いだけでなく、人に慕われる、よきリーダーとなるでしょう。
建武館では、こういうリーダーを育てることにも努力し続けます。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。

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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員 介護予防サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る空手家”
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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