2011-07-01
小学4年生になったら富士山に登る。
これが篠田家のならわしとなりました。
長男拓海との富士登山から2年が経った平成20年。
今度は次男大生が小学4年生となり、富士登山する歳となりました。
子どもにとって富士登山は、
寒さ・疲れ・眠気を乗り越えるかがカギとなります。
拓海同様、大生も体力は相当なものです。
ただひとつだけ心配なのが眠気でした。
大生は小さいころから、夜遅くなると眠くて眠くて、
どうしても起きていられませんでした。
はたして、真夜中に起きて8合目の小屋を出発できるのか?
それが心配でした。
大生と話し合いました。
いつもの調子だと眠くなって頂上まで登れないぞ。
どうしても行きたいか?
うん。
だったら一度、夜中にずっと歩き通せるか試してみるか?
うん、やってみる。
このようにして、
徹夜行脚・オーバーナイトウォーキングを決行することになりました。
富士登山とまったく同じ条件で、
川越街道をただ、ひたすら、父子二人で歩き続けるのです。
…続く。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員 介護予防サポーター
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※『おれの半生』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。