2011-10-27
板橋区民まつりの特設ステージ。
元気な子ども達が試し割りと組手の演武を繰り広げました。
空手というものを理解してもらう一番手っ取り早い方法が試し割りです。
割れた喜びが即、達成感に結びついてやりがいを感じられるのも試し割りです。
子ども達にとって、「できないかも…」と思っていたものが、
できたという喜びは自信につながります。
試し割りは、子どもの成長にとってとてもよい方法なのです。
大勢のギャラリーの注目が集まる中での緊張の一瞬。
それと引き換えに割れたときの達成感。
これがたまりません。
できそうもないことをやらずに終わるのか。
それとも、やってみるか。
やって失敗するかもしれません。
しかしたとえ失敗しても、やってみたことがすばらしい。
失敗をあげつらってはいけないのです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。
■……………………………………………………………………………………
篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員 介護予防サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る空手家”
■……………………………………………………………………………………
前のページ 次のページ
※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。