『水かぶり 親から子へ』132

2011-06-22

毎年正月のじんと底冷えのする日に、
玄関先でおやじと二人で冷水をかぶったものです。
おやじ流の教育でした。

おやじは死ぬ直前まで私を付き合わせました。
まさに、体を張って教育をしてくれました。

それだけに、『水かぶり』というものには深い思い入れがあります。
子どもができてから、その精神というものを親から子へ、
受け継がせたいと思うようになりました。

おやじとかぶったのが1月初旬でした。
冬の寒さが一番厳しい時期に入るといわれる小寒の頃にかぶっていました。
ならば小寒だ。

この次の1月から息子たちとかぶろう。
そう決めました。
息子たちを呼んで「これから水をかぶろう」。
平成20年1月6日の朝でした。

『水かぶり』
『最後の 親父との水かぶり』
『最後の 親父との水かぶり 2』


最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。

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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi
日本空手道建武館 館長
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※『おれの半生』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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