『生きていることの幸せ』129

2011-10-07

息子のささいなことに目くじらを立ててしまう私がいます。
怒ったあとに、あぁ、また怒ってしまったと。
もっと大らかであらねばと、反省ばかりです。

怒られて眠りについた我が子を眺めて、
起きているうちに「さっきは怒って悪かった」と
言えばよかったのにと何度思ったことか。

小さい子の事故や死のニュースが流れます。
我が子のほっぺや手に触れて、温もりを感じたとき、

あぁ、生きている。

そんなとき、生きているだけで幸せに思います。
悪さをしたり、勉強の成績が悪かったりしても。

生きてさえいれば、そのほかを望むのは贅沢だと。
こういう瞬間、わたしは大らかな心の持ち主となるのでした。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員 介護予防サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る”空手家
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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