『見上げた根性でした!12時間歩いた子ども達』80

2011-12-19

小学生はどれほど歩き続けることができるだろう。
名乗りを上げた小学生3人が挑戦しました。

真夜中の午前零時出発。
埼玉県川越駅から道場までの道のりおよそ30km。
気温はマイナス4.5度でした。

行程の3分の1、三芳町あたりで、
すでに子ども達のふくらはぎは悲鳴を上げてしまいました。
それでもテーピングテープで固定して、
痛いだろうに足を引きずりながら歩き続けました。

やっと行程の半分。
時間は朝7時を回っていました。
もう限界かな?
朝霞警察署内のソファーをお借りして、
続行か断念か、子ども達と話し合いました。

もう、いいかげん眠くて堪らなかっただろうし、
ふくらはぎはメチャクチャ痛い。
そんな状況なのに彼らは「最後まで歩く、限界まで歩く」。
なかなか言えるものではありません。

そしてついに午後12時に道場到着!
途中の休憩をふくめ12時間。
子ども達はよく歩き続けました。
見上げた根性でした。

子ども達にとって、この徹夜行脚はいい経験となったはずです。
こんなに寒くても眠くても痛くてもやり抜いたのだから、
ほかに何があっても平ちゃらでしょう。

だけど子供達よ。
平ちゃらだからと言って、夜更かしするなよ。
威張っちゃだめだぞ。

※詳しくは、また後日お話しします。

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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員
介護予防サポーター こころの健康サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る空手家”
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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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