『父子二人っきりの旅路』128

ところで長男の名は拓海といいます。
私が拓殖大学出身であったこともその名の由来でもありました。

“開拓”や“海外雄飛”つまり世界の人達と交流のもてる人になれ!
というのがその二文字を選んだ理由ではあります。

しかし、その本質は、
“たとえ厳しくともやりぬく人”
また、
“そのような人が周りに集まってくるような魅力のある人”
そんな人になってもらいたい、という願いを込めてつけました。

拓海にとって富士登山は貴重な試練となるでしょう。
が、その名前の由来の通り、厳しくてもやりぬいてほしい。

そう願いつつ、
父子二人っきりの思い出の旅路に出発することになりました。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。

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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi
日本空手道建武館 館長
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※『おれの半生』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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