『長男と日本一の山』127

2011-06-08

その頃は仕事が不順で、しかも研修会の辞任などがあった時期でした。
建武館の子ども達との富士登山の計画はなかなか立てられませんでした。

ある日、登山経験の豊富な人から
「小学4年生になれば富士登山ができる」と聞きました。
この言葉で、私の基準が「富士登山は小学4年生から」と定まりました。

私の長男が4年生になった時に、
まだ道場行事としての富士登山が難しいなら2人きりで登ろう。
そういう経験は親が仕向けるからこそできる。
いい経験をさせてあげたい。
親心が出ました。

2006(平成18)年。
いよいよ長男が4年生になりました。

登りたいか?と聞くと、登りたい!と元気よく返ってきました。
よし、日本一の山に登ろう!

初めての経験で多少の不安はあるけれど、
体力はあるし頑張り屋なので大丈夫だろう。
大変かもしれないけれど貴重な体験だからと二人で行くことにしました。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。

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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi
日本空手道建武館 館長
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※『おれの半生』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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