2012-04-05
小学校でうんち。
あなたはやっていましたか?
私は……できませんでした。
とても恥ずかしがり屋な私ができるはずありません。
したくなったら家までがまんしていました。
中高生の頃も、あまり記憶にありませんが、
おそらくやってなかったでしょうね。
ところが。
拓大に入学し拓禅会に入った私はガラリと変わりました。
学一(拓大では1年生のことをこう言います)では、
とことんバカなことをやります。
やらされる、という方が正しい。
どんな時、どんな所でも、先輩から「やれ」と言わればやるんです。
いずれ…、いや、その話はコラムでは無理かな…。
何しろ、実に人前でとことんバカなことをやりましたね。
そのお陰ですね。
人前ではできなかったことも、臆せずできるようになったのは。
うんちもそうです。
そろそろ入学式。
読売新聞に「朝の排便習慣、入学前から」という記事がありました。
学校でうんちは絶対しない、できるだけしない、という子が多いそうです。
そこで、朝の排便習慣をつけさせて家で済ませてしまおうというわけです。
でも、それよりも学校でうんちできるように仕向けたほうがいいですよね。
うんちするのは恥ずかしいことじゃない、からかう子は許さない、と。
恥ずかしい…でもやってしまおう!恥ずかしがらない者の勝ち!
学校でうんちは当たり前、といえる子はかっこいい!と。
もし今の私が小学生に戻れたら、
便だけに先鞭をつけてわざとうんちをするでしょうね。
そしてからかう子に
「どこがいけないんだよ!」とガツンと言ってやったでしょう。
そうすれば友達みんなが気兼ねなくうんちができるようになれます。
あぁ、タイムマシンがあれば…
うんちできずに冷や汗をかく自分など存在しなかったはずなのです!
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日掲載していますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。
篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■これからの社会の在り方として建武館が投げかける大事なメッセージ“よその子もうちの子”。
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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。