『小学生に泣かされました 母校の卒業式』122

2012-03-25

負けました。
小学生に泣かされました。
母校の小学校卒業式。
地域の協力団体として毎年招かれているのですが、ここ数年は連敗です。

特に今年の卒業生たちは大泣き。
先導する担任の先生もくしゃくしゃな顔になってるんですね。
その顔を見たらもうだめ。
今もその光景が浮かんできてまた涙をためながらキーボード打ってます。

現在新校舎を建設中のため、今年は区の施設で卒業式を行いました。
このあとに行うアーチの花道は、
いつもなら校庭で行いますがそれもできません。
可哀そうですよね。

そこで校長先生。
「プレハブの仮校舎だけど、やっぱり学校から送り出してやりたかったのです」
6年間の思い出つまる母校に戻って行うことにしていたのでした。
校長先生の粋な計らいです。

外はあいにくの雨。
プレハブ校舎のクランクの廊下には、
在校生がつくったアーチの花道がありました。
卒業生はそのアーチをくぐり、
先生や来賓から「おめでとう!」と祝福のことばをもらっていました。
狭い空間だったからでしょうか、間近な光景がとても感動的でしたね。

努力は天才に勝る。
感謝の心を忘れない。
信頼しあえる友を持つ。


これは校長先生から卒業生に贈ったはなむけの言葉です。
いつまでもこの言葉を忘れず、中学校生活を有意義に送ってほしいですね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日掲載していますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■これからの社会の在り方として建武館が投げかける大事なメッセージ“よその子もうちの子”
 

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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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