『身近な目標はきんさん、ぎんさんです』116

2011-08-31

おふくろに足腰の運動を促したけれど、
私個人の押しだけではヤル気にさせられなかったこと。
女房のおっかさんのふくらはぎの張りが、
瞬く間になくなったのをまのあたりにしたこと。
ふたりの母親から受けたこの経験を無駄にはしたくないと思っていました。

私には上級指導員や介護予防サポーター、
そして空手の指導で培ったノウハウがあります。

おふくろ達と同世代の人がいつまでも元気に暮らせるよう、
このノウハウを生かせないものか。

そんな思いから、“トレーニングコースを作ろう”と意を決しました。
足腰のトレーニングはとても大切ですのでこれをメインテーマにして。
おふくろに元気になってもらう気持ちで、
来ていただく方々に接していければなぁと考えたのです。

身近な目標はきんざん、ぎんさんです。
100歳を超えてから筋トレを始めて実際にその効果を立証しました。
いつから始めても遅すぎるということはない、
ということを証明してくれたのです。

9月19日は敬老の日ですので、その日までに体験講座を開きたいですね!
空手の子ども達が、おじいちゃん、おばあちゃんに、
敬老の日のプレゼントとして体験券(?)を贈る。
なんていいじゃないですか!

指導することで、誰かが元気になる。
これが指導者冥利というものなんです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員 介護予防サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る”空手家
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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