2011-12-16
マイベストプロJAPANに新しいコンテンツ
「プロサミット」が登場しました。
ここで現在、『教育の再生 子供を育てる教育論』というテーマで、
専門分野の方が提言しています。
私からの提言も12月16日の夕方以降に公開することになっています。
このコラムでは、その追記をしますので、
併せて読んでいただければ幸いです。
会社の同僚や部下の仕事に対して、
厳しく批評することが有能であるかのように発言する人がいます。
こういう職場では、どうしても他人に厳しくなり、
ささくれだった空気が漂ってしまいます。
他人の悪いところばかり目につくようになってしまい、
不機嫌な感情を生み出します。
互いが“スキを見せまい”と警戒し、
人間関係がざらつき、殺伐とします。
それが高ずると、
公衆の面前で徹底的に言い負かして恥をかかせてしまう者も出ます。
顔は笑顔でも心は疲れ、
とても無用なエネルギーを使い果たしてしまうわけです。
もう、そういう空気、私たちで変えませんか。
私は提案します。
職場で、学校で、家庭で、『美点凝視』を実践することを。
『美点凝視』は人を好きにさせます。
もし、自分の悪いところばかり指摘されたらどうなるでしょうか。
その人は自分の悪いところを気にします。
すると人の悪いところも目につくようになってしまうのです。
そして人間関係にうるおいがなくなり、
どうしても人を好きになることができなくなります。
自分自身も欠点ばかり見えてきて、
ついに自信喪失となってしまいます。
ところが、自分の良いところを認められたらどうなるでしょう。
気づかなかった自分の良いところが発見できて嬉しく思います。
そういう人は、他人の良いところにも目が行くようになるものです。
互いが認め合い、良好な人間関係が築けるはずです。
当然、人が好きになるのです。
自尊感情を獲得して、自分に自信もついてきます。
『美点凝視』は人を成功者にさせます。
自分に自信がつくと、
何事にも意欲的にチャレンジできるようになります。
結果がどうあれ、批判を恐れなくなります。
たとえ失敗しても、それを反省材料にできます。
もちろん、成功すればさらに自信につなげられます。
当然、チャレンジしない臆病者よりも、
はるかに成功者に近づくことになるのです。
山本五十六が言いました。
「やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば人は実らず」と。
中村天風もこう言っています。
「一日の人生に生きるときに、お互いに勇気づける言葉、喜びをわかちあう言葉、聞いても何となく嬉しい言葉を言い合おう。(そうすれば)この世はもっともっと美しい平和な世界になる」と。
教育の再生。
それは、子どもの美点をじっと“凝視”するほど、
しっかり見てあげることが重要な鍵となるのです。
それを率先してやるのは親なのです。
親がそれに気づき、親が自覚と覚悟を持ってやることから、
始まるのであります。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員
介護予防サポーター こころの健康サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る空手家”
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よその子もうちの子。 技は心に応ず。 拳足は警策。
今、必要なのは弱者へのやさしさ。損をしても正しいことをする正義感。
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空手道 キックボクシング 女性専用ソフトキック 自主トレ
3歳からの空手運動クラス 60歳からのアンチエイジングトレーニング
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都営三田線板橋区役所前駅3分 東武東上線大山駅7分
板橋税務署 板橋区立グリーンホール そば
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。