『e-kids』51

2011-08-16

その後、窪田君と私は連絡が取れずじまいとなっていました。
彼はその間、安部とともに、
英語とスポーツを融合した教育を模索していたらしいのです。

そして2005年に創業、夢を実現しました。
立ち上げた時は安部も協力、
キック指導などのパートをバックアップしていました。

その後、一人でやる決意を固め、
2011年3月、株式会社e-kidsとして法人化。

英語でスポーツをするという斬新なアイデア、
文武両道の教室を開くことにしました。

そして格闘技の素晴らしさを知る彼は、
強い心を育てるために格闘技を採り入れようと試みます。

そこで、2011年6月に、
格闘技コース『e-kids 道場』を設立するに至りました。

そして初代メンバーは、
9月・11月の新空手道交流大会に出場することを目標としました。
7月18日に行われた新空手の会場に来たわけは、
子ども達に試合を見せるためでした。

なぜ、新空手の出場を目標にしたのでしょう。
それは、彼が全日本大会準決勝戦で、
失神KO負けをして悔し涙を流した場所だからです。

窪田君は自分が悔し涙を流した場所で、
教え子と勝利の喜びを分かち合うことを夢見ています。
素晴らしいことです。

彼は言います。
「英語を手段として、自分の夢を必ず実現させるという強い心を指導します。
夢を追い続ける強い志があれば、英語は必ず後からついてきます。
夢に向かって失敗を恐れずに全力で努力する心と、
真の英語力をe-kidsが繋げます」

この言葉は、まさに彼の歩んだ人生、実体験で学んだとおりです。
失敗を恐れず、全力で努力を続けること。
これが、やはり彼の人生の歩み方なのです。


今日は先代館長、篠田勇気男50歳の誕生日。
おめでとうございます。面映いので、あしからず。

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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員 介護予防サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場でガマンを売る空手家
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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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