2012-08-24
いよいよ8.26フェザー級タイトルマッチが近づいた小山泰明。
試合の日までの数日間、小山についてご紹介させていただきます。
小山はプロの道を進むことにしました。
2008年9月、大学4年でプロキックボクサーとしてデビュー。
そのデビュー戦を勝利で飾り、
幸先のよい白星スタートを切ることができました。
その後も、引き分けを一つ挟んで、
負けなしの好調な滑り出しをみせました。
しかし第7戦で人気と実力を兼ね備えた選手と対戦し、
初めてKO黒星を喫しました。
そして次の試合もKO負け。
小山はこれから大丈夫か?不安が高まりました。
追い詰められた小山に与えられた次の対戦者は、
KO最短記録を持つハードパンチャー。
多くの人が思いました。
“2試合連続のKO負けのあとにこのカードとは……”
ところが、みんなの不安を余所になんと、
1RKO勝利で再起戦を飾りました。
小山の、逆境に立たされた時の強さを物語る一戦となりました。
その後も勝ち進み、
フェザー級1位まで上り詰めることができました。
そしていよいよタイトルマッチの挑戦権を得たというわけです。
小山は大田区鎌田にある自宅から板橋までの道のりを、
毎日、毎日、通い続けました。
たった1時間の練習のために2時間以上も時間をかけてくることが、
何度あったことでしょう。
小山は大学時代に学生キックのフェザー級チャンピオンになりました。
今度はプロのチャンピオンになるべく、努力を積み重ねているのです。
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『J-KICK 2012~NEXT J-GENERATION~4th』
フェザー級タイトルマッチ 佐藤政人×小山泰明
日時 2012年8月26日(日)
開場 17:00 試合開始17:30(予定)
場所 東京・後楽園ホール
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最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日発信していますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。
篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
カッコ悪く振る舞える人がカッコいい
■私は空手の指導で役に立つ財団法人日本体育協会公認上級指導員の資格を取得、また介護予防サポーター、こころの健康サポーターの講習を受けて道場生の体と心のケアに努めています。
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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。