『大事な自負の心』 18

自由組手という稽古があります。
これは実際に突き蹴りを自由に当てあう稽古です。

試合と違って稽古での組手は勝ち負けは不問です。
では何が大事なのかというと、
自分より強大なものから逃げ出さなかったことを誇りに思う心、

  自負の心

なのです。
自分より小さい子に勝って自慢するような子になってほしくありません。
この自由組手で自分よりも強い者に立ち向かう勇気を養わせていきます。

  友達と遊びに出かけているとき、もし、友達が悪い奴にからまれたらどうする?
  止めに入ったら今度はキミにからんでくるかもしれないよ。さあ、どうしよう。

そんな時、自分に災いがふりかかろうが損をしようが、助けるんだ正しいことをするんだ、
と言える子になってほしいですね。
そういう正義感を発揮できる勇気を空手で身につけてほしいと思います。

建武館 篠田 剛

2010-10-19

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