『空を見上げて生きてゆく』178 人生、カッコよく 日本空手道建武館 篠田剛

2012-01-01

今年は辰年。
辰は“龍”になぞらえています。

龍というと、ブータン王国の雷龍を思い出すようになりました。
これは私だけではないと思います。
それほど国王のメッセージは心に沁みました。

その“雷龍”は心の優しさと広さを示すそうです。
昨年、国王は福島の子ども達に、
「龍は経験を食べて大きくなる」
というお話をしてくださいました。

国王はきっと、
「つらい経験をしたことでしょう」
「だけど、この経験を積んで大きくなって、いつしか心の優しさと広さを持つ大人になってほしい」
そう願って子ども達にお話しいただいたのだと思います。

ブータンの国旗が龍であることを知りました。
龍はつらい経験を食べて大きくなるということも知りました。

今年の干支は龍です。
龍は天高く舞う動物です。
昨年は地べたを這うようなつらいことばかりでした。
それだけに、今年は上を向いて空を見上げて生きてゆきたい、
と願っています。

奇しくも昨年はブータンとの国交樹立25周年を迎え、
それゆえの来日でもありました。
神仏がそういう巡り合わせをしてくれているのだろう、
私はそう思っています。
空を見上げて、希望を抱いて生きてと言わんばかりに。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長

■私は空手の指導で役に立つ財団法人日本体育協会公認上級指導員の資格を取得、また介護予防サポーター、こころの健康サポーターの講習を受けて道場生の体と心のケアに努めています。
■板橋税務署の近くで目にとまる“ガマン売ります”のポスター。そう、建武館はガマンを標榜しています。今、必要なのは弱者へのやさしさです。損をしても正しいことをする正義感です。
■“技は心に応ず”“拳足は警策”も心構えとしてなくてはなりません。“よその子もうちの子”はこれからの社会の在り方として建武館が投げかける大事なメッセージです。
■建武館はK-1戦士を生んだ板橋初の道場です。空手道場というと、とても怖くて敷居が高いイメージですが、入ってみると意外にそうでないことがわかります。小さい子から壮年まで、初心者からアスリートまで、すべての人がそれぞれの目的を達成できるよう考えられた道場なのです。
■建武館では空手やキックボクシングはもちろん、3歳から始められる空手運動クラス、女性でも気軽にできるソフトキック、60歳からのアンチエイジングトレーニング、自主トレーニングコースも常設しています。また、空手の個別指導もしています。マンツーマンでじっくりやりたい方はお気軽にご相談ください。さらに、ご自宅や企業のサークル・研修会・各種イベントなど道場以外でも空手を楽しんでいただけるように出張指導もしています。道場まで通えない方や、企業イベントなどの福利厚生、クラブ活動などにご依頼ください。
■平日はどうしても時間がとれない方は、東武東上線・大山駅にある「コナミスポーツクラブ大山」にお越しください。都営三田線・高島平方面にお住いの方は、新河岸にある「わかたけ第2保育園」にどうぞ。

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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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