『子供と妙な約束』138

2011-07-06

私は今、隔日で早朝に走っています。
走り始めたきっかけは、次男坊との妙な約束でした。
今から3年ほど前、新空手道交流大会という試合会場で。

優勝したら早朝ランニング。
負けたら、ではなく優勝したら、というのがミソ。

次男坊、順調に勝ち進むも4試合目の決勝戦で敗退、
優勝を逃してしまいました。

帰りの車中、“妙な”約束の話が始まりました。
大生は一言「負けたけど、走るよ」。

たぶん大生はそう言うだろうな。
そう思っていました。
この子はそういう男です。

長男の拓海も、弟が走るならと、
父子三人で走ることになりました。

近くにある医療センターの敷地を外周するとおよそ1km。
それを2周するだけ。

道のりは楽です。
それを早起きして、続ける。
その根気を養ってもらいたい、などなど、願いがあります。

この日と決めた日まで隔日で休まず走ろう、と三人で約束しました。
そして試合の翌日から、早朝ランニングの始まりです。

…続く。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員 介護予防サポーター
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※『おれの半生』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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