『自分を信じて他者を認める』70

2011-10-13

町会、野球・サッカーチーム等の監督・コーチ、学校関係者…
仲町地区運動会ではさまざまな大人が子ども達とともに楽しんでいました。
褒めて伸ばしてくれていました。

そういえばガキの頃から、
おやじは私の良いところを具体的に褒めてくれましたね。
一人の男として認めてくれていました。
それがよかったのでしょうね。

そういう経験をしたことで、自分を信じることができるようになりました。
俺は俺だ。
ありのままの俺でいいのだ。
そう思えるようになりました。
これは私にとって、ものすごい財産となった。

自分を信じられる人は、他人を認めることができます。
つまり良好な人間関係を築くことができるのです。

それゆえに。
我が子や道場の子ども達にも、
同じように良いところを褒めてあげようと思いました。

自分を持つようになると、
周囲からの根も葉もない批判に左右されなくなります。
たとえ困難があろうとも、
逃げずに粘り強く努力を続けることができます。
そういう“自分を持つ”子を育てていきたい、そう思いました。

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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員 介護予防サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る空手家”
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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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