2012-03-13
平成の爽やかフォークデュオ、ゆず。
腹の底から叫ぶ、彼らの歌が好きです。
ゆずに『嗚呼、青春の日々』という曲があります。
震災後に聴くと、
友を亡くし故郷を離れ泣く泣く避難する青年を思い浮かべます。
そっちの世界はいったいどんなんだい?
俺もそのうち行くけどさ
そんな時までめーいっぱい悩むこともあるけれど
自分なりに生きてゆくよ…
嗚呼、嗚呼…
懐かしき町よ
素晴らしき友よ
美しき命よ…
歌はその人の心情でいかようにもイメージできるしなやかさがあります。
嬉しいときも、悲しいときも、口ずさめるのも歌の魅力です。
歌は人の心を打つ魅力があります。
この歌が支えになった青年もいたのではないでしょうか。
おそらくのどが痛くなるほど大きな声で、
下手くそに唄を歌ったんでしょうね。
篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■板橋税務署の近くで目にとまる“ガマン売ります”のポスター。そう、建武館はガマンを標榜しています。
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※『時局放談』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。