『便器を手でごしごし 東京掃除に学ぶ会 3』 4

2010-10-30

あっという間に時間が過ぎ、西台中学校でのトイレ掃除が終わりました。

体育館に戻り、入口で会の方に消毒スプレーで手を殺菌していただき、
班ごとに円陣となって昼食です。
食事係の方は温かいカレーライスを作って待ってくれていました。

心もきれいになってやり遂げた気分も爽快だったので、
余計においしかったのでしょう。
何杯もおかわりするほどおいしいカレーライスでした。

食後は各自で容器を片付けます。
ゴミ袋がゴミの種類ごとに並べて用意されており、
参加者のみなさんは容器をきれいに重ねて入れて、
誰も投げ捨てる人はいませんでした。

閉会式では各班から一人が感想を発表します。
場所を提供して頂いた西台中学校長先生は剣道部顧問もされていて、
その部員生徒も多く参加して思い思いの発表をしていました。
今どきの身勝手な子どもと違い、
根気よく最後まで掃除をしていたのが印象的でした。

最後に参加者全員で「ふるさと」を歌って散会となりました。
やけに心に染み入る歌だなぁと感嘆しつつ学校を後にしました。

道場に戻る頃には雲が消えて太陽が心地よく我々を照らしていました。
この日は午後から引き続き道場でも稽古で汗を流しました。

この東京掃除に学ぶ会に参加させていただき感じたことは、
トイレ掃除を通じて会の皆さんが真剣に人の道を説いているということでした。

そして、トイレは道場であり、会の皆さんが着ている「一つ拾えば…」の上着は、
単なる清掃服ではなく“道着”なんだと納得しました。

建武館は空手の技術を用いて人の生きる道を共に学んでいます。
このたびのトイレ掃除も立派な人生修業の場。
共感を覚えずにはいられない一日でした。

板一小染谷校長先生、東京掃除に学ぶ会代表世話人千種敏夫様、
実行委員長鈴木様、西台中校長先生、藤岡様はじめリーダー各位、
そしてこの運動のきっかけを作っていただいた鍵山秀三郎様に
心から感謝と敬意を表します。

建武館 篠田 剛

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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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