『「長」になるべきは”人物”』206 日本空手道建武館

2012-02-20
稲盛和夫 日本空手道建武館.jpg

いい子になれとは言いません。
子供のくせに、ひねこびた聖人君子になってしまっちゃあ、
おしまいです(次郎物語より)。

ただただ、くだらないことだけはしちゃいかん、
と教えていきたいですね。

くだらないことというのは、
弱い者いじめとか卑怯なふるまいのことです。

弱きを助けるカッコいい子がリーダーとなったグループになら、
誰もが入りたいですよね。
そういう子を作っていきたいんです。

政治や実業の世界も同じです。
法律を犯さなければ何をしてもいいという「長」が増えたら、
世の中は混乱します。

やはり“人物”といえる人が「長」になるべきです。
実業の世界では、かの渋沢栄一がそうでした。

現代では経営危機に苦しむJALを立て直した、
稲盛和夫さんがまさにその人。
徳による王道で天下を治める、ということを地で行った人です。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。

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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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