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空手のこころ

『寒中みそぎ』77

2011-06-28

大寒は、一年で最も寒さが厳しくなるころとされています。
武道の世界では、この寒い時期に寒稽古を行います。

水をかぶるなら、一年で一番寒いといわれる大寒の日に。
日本一を経験させたいと常々思っていましたので、この日を選びました。

建物の一角が駐輪スペースとなっています。
そこを水かぶりの場所としました。

一通り稽古が終わると、外はもう真っ暗です。
そこで、白熱灯に延長コードをつないで明るくしました。

大きなたらいに水をたっぷりと汲んでおきます。
外気はとても冷たく、風が吹くと体感温度がぐんと下がります。

指導員とともに子ども達は外に出て、上半身はだかで素足で並びました。
足裏からアスファルトの冷たさが頭のてっぺんまで伝わってきます。

さあ特別クラス「寒中みそぎ」の始まりです。
もちろん彼らにとって初めての体験です。
果たしてどんな強がりを見せてくれるでしょうか。

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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi
日本空手道建武館 館長
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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