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2014年2月

いざ高台 韋駄天競走 釜石応援団 渾身の企画

新春 韋駄天競走 日本空手道建武館.jpgいざ高台 韋駄天競走 東日本大震災 2014.2.1 読売新聞 日本空手道建武館.pngのサムネール画像

2014年2月2日、岩手県釜石市で号砲!
津波が達した内陸から高台の寺院へと坂を駆け上がる、
「新春 韋駄天競走」が開催されます。

韋駄天競走は、津波被害を受けた釜石郵便局近くがスタート。
ゴールは、震災当日、周辺住民1,000人以上が逃げ込んだ高台にある寺院。
その距離286メートルで、標高差26メートルを力走します。

企画したのは同市出身の青年グループ。
その名も「釜石応援団 ARAMAGI Heart」。
大震災で多くの犠牲者が出たことで津波避難の意識を高めようと考えました。

メンバーの下村達志さん(38)は、
「津波から逃れた人たちの話を聞き、
なりふり構わず高台に走ることの大切さを痛感した。
世代を超えて伝えていかなければ」
そう、大会に思いを込めました。

ゴール地点の寺院、仙寿院の芝崎恵応住職(57)は、
逃げ遅れて津波にのみ込まれる住民を目の当たりにして、
「もっと早く逃げれば助かったのにという悔しい思いでいっぱいだった。
教訓を伝える行事になってほしい」
と期待しています。

こういう、避難訓練と祭りを融合させるというユニークで実益があり、
さらに主催者からの熱いメッセージが伝わる企画って、いいですよね!


実は私も似たようなものを提唱していました。
名称は「市内を駆け巡るサバイバルレース」。

これは、ある高台をゴールに決めて、
スタート地点からゴールまでのコースは自分で決めるというもの。

時間短縮のためには、見知らぬ家の壁をよじ登ったり、
庭を横切ったりしてコースを探します。

まぁ、都心では無理な話ですが。
向こう三軒両隣なんていうものがありませんから。
大らかな心や洒落もなくなってきましたし。
だけど奇想天外でおもしろそうでしょう?
どこかの自治体や団体がやってくれればなぁ、と思っていました。

そこで目に留まったのがこの「韋駄天競走」の記事。
よくぞやってくれた!そう思いました。
釜石応援団のみなさん、これからも頑張ってください。
ありがとう!

●市内を駆け巡るサバイバルレース
『少し冒険 危機回避育む タフで逞しい根性も』163

http://www.kenbukan.net/contents/essay/163-1.php

●岩手日報
『韋駄天競走に託す避難意識』
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140201_9

●毎日新聞
『津波避難:「韋駄天競走」で継承』
http://mainichi.jp/select/news/20140131k0000m040018000c.html

●釜石応援団 ARAMAGI Heart
『震災と津波の記憶を千年先の未来に伝える!』
http://kouendan.exblog.jp/

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長

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