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空手のこころ

『懐が深い人』 49

2011-01-15

建武館が目指すもの。
それは次世代のリーダーを育てることです。

今の世の中、自分のことしか考えない人が増えました。
だからこそ人に慕われるリーダーが必要なのです。

では、リーダーになるための条件はどのようなものがあるでしょう。
条件の一つに「懐が深いこと」が挙げられます。

懐が深い。
度量が広いとか、器量が大きいともいいます。
包容力のある人です。
そういう人は後輩を守って見捨てません。
だから後輩が一生懸命ついてきます。

そこで建武館ではどのようなことをしているかというと、
「ふたつの選択肢があったら、
人より辛い方、人より損な方を選びなさい」
と教えています。

より困難な道を自分から進んで選ぶよう、
何度も、何度も、“癖”がつくほど、繰り返し話します。

すると、自分のことより人のため、
自分は後回しにしてまで後輩に気を配れるようになります。

時には後輩の失敗を自分がかぶってあげることもあるでしょう。
先輩に怒られるかもしれませんが、
それを承知で進んで身代りになるでしょう。

手柄は後輩に譲り、責任は自らがとる。
人より辛い方、人より損な方を選ぶ癖がつくと、
そんな懐の深い人となることができるのです。

建武館 篠田剛

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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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